秒速5センチメンタルのメロディ 歌詞欄(Lyrics)西日の差す 教室の隅 ガラクタみたいなギターと私 秘密のコード 誰も知らない歌 それで世界は 完成してたのに 嵐みたいに 君は現れた 「すごいじゃん!」って無邪気に笑った ガラスの心を 叩き割るように もっと光を、もっと大きな音を、って その瞳の引力に 逆らえなくて 飲み込まれてしまいそうなんだ ねえ 聞こえてる? この震える声が 君が見つけた 私のメロディ 違う速度で 追いかけていく 秒速5センチのセンチメンタル 君に追いつきたくて 隣で笑いたくて 伸ばした手は 空を切る 寂しそうな顔してた、なんて言うけど 君が眩しくて 目を逸らしただけ 「大丈夫、そばにいる」その声が優しすぎて なんだか余計に 苦しくなるんだ その才能っていう名の 孤独の棘は 君には見えてないんだろうな ねえ 大丈夫って そう言ってくれるけど 君と私じゃ 見てる空が違う 同じ場所に 立ってるはずなのに 秒速5センチのディスタンス 君のようになりたくて 君のままじゃいられなくて 弾いた音は 宙を舞う 強がりで隠した弱さ 優しさで傷つくエゴ ぶつかり合って 分かったんだ 一人でいた時より、ずっと寂しいなんて でも 聞こえるよ! 心臓のBPM これが私が 見つけた音 違う速度で 傷つけ合っても 秒速5センチのセンチメンタル 君に追いつけなくても 完璧じゃなくたっていい この衝動だけが 真実 …届かない。それでも。 |