未明のコール 歌詞欄(Lyrics)アスファルト蹴った靴音 蛍光灯の河 無感覚なクラクションが 虚空に響いた くだらない正しさの群れ その重力の中 かき消される僕の声は 行き場をなくした 胸の奥で壊れたままの羅針盤が たったひとつ 確かな方を刻みだしたんだ 歪んだノイズの彼方 探していた 届いてくれ このシグナル 夜を裂いて光る一閃の孤独 世界がまだ未完成でも 構わない 僕の声はここにあると 叫び続けてる スクラップみたいな知識 擦り切れていく感情 プラスチックの感情論じゃ 心は渇いた 解答のない問いばかり 積み上がる丘の上 本当の星の光を 見つけようとした 誰かの深いため息が混ざる風の中 同じ周波数だけが 鼓膜を揺らしたんだ 遠い残響の在処を 知りたい 届いてくれ このシグナル 夜を裂いて光る一閃の孤独 世界がまだ未完成でも 構わない 僕の声はここにあると 叫び続けてる 「静寂。街は息を潜めて、僕を見ていた。 引力に抗って、ただ丘を目指した。 知りたいだけなんだ。この鼓動の根拠を。 夜の向こうに、誰もいなくたって…」 届いてくれ このシグナル! 夜を裂いて光る一閃の孤独 世界がまだ未完成だから そこに僕の居場所があるはずだと 叫び続けてる 響け このシグナル 聴こえるか… 点と線で… |