都合のいい逃げ方 歌詞欄(Lyrics)あのとき言えなかったこと 何度も心で繰り返して 笑った君のその顔が 今も忘れられない 強くなりたかっただけ 痛みを隠す術を探してた だけど本当は ただ泣きたかったんだ 誰かを許すことなんて 簡単にはできなかった 傷ついたふりをしてでも もう二度と戻れないって どこかで分かっていたのに それでもまだ期待してた 言葉を選ぶフリをして 都合のいい逃げ方 うまく笑えるようになって 誰にも悟られなくなった でもふとした夜の匂いに あの日の声がよみがえる 正しさを守るためだけに 大事なものを手放してた 自分の弱さを 誰かのせいにしてた 忘れたふりをすることで なんとか立っていられた 平気なふり それがすべてで どんなに時が過ぎても 埋まらないものがあるって ようやく気づきはじめた 許せなかったのはたぶん 君じゃなくて自分だった 失ってからじゃ遅いとか そんなの百も承知だった でも今なら 少しだけでも 「ごめん」と言える気がする 誰かを許すことなんて まだ簡単にはできないけど 傷ついたままじゃ終われない 戻れないってわかってても あの日がなかったフリなんて きっと もっと苦しかった 言葉を選ばなくても もう逃げないで話せるよ ほんの少し強くなれたら |