せんこう花火 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 線路沿い 猫じゃらし 陽炎が踊ってる 秘密基地の帰り道 サンダル擦る音 声にできなかったものが 心の底 じゃりじゃり鳴ってる [Pre-Chorus] 君はいつも ちょっと先を歩くから 追いつけなくて 空を見上げてた 「そうだ、あと一個だけ」って ポケットの奥から そっと出した火 [Chorus] せんこう花火 火を灯した ふたりの指 ひとつの光 静けさの中 パチパチ鳴るたび 胸の奥 焦げていった 言葉より近かった距離 もう戻れない夏 [Verse 2] カレンダーの裏に描いた 大人になったら の約束 放課後の川沿い道 ランドセルが跳ねた なにげない日々のかけら 今も胸に きらきら光ってる [Pre-Chorus] あれから いくつ季節が過ぎたのか 君の街は 遠く霞んで あの夜を覚えているかな ふたりの手に咲いた 最初で最後の火 [Chorus] せんこう花火 ほどけてった しずくのように 光が落ちた 言えなかった好きのかわりに 指先だけ覚えてる すぐに消えるって知ってた だから 綺麗だった [Bridge] 流星群のニュース忘れて 小さな火を 見つめてた ふたりの影 揺れながら なにも変わらないと思ってた [Chorus - Final] せんこう花火 あれが全部 恋になる前の 恋だったんだ 君の名前を 胸の奥で そっと そっと 唱えてる 消えてしまったあとでも ちゃんと 灯ってるよ [Outro] 君の横顔だけ 夏の匂いがした |