灯籠の唄 歌詞欄(Lyrics)灯籠の唄 [Verse] 月夜にひらく祭の門 赤い灯籠 揺れて笑う 神社の奥に 響く唄 子どもの声か 風の戯れ [Verse] 鳥居をくぐり 影が舞う わらべ歌に 手を引かれて 誰の顔か わからぬまま 狐が囁く「戻れぬよ」 [Chorus] 鈴の音が 闇を裂いて 千年眠る神を呼ぶ 踊る足音 狂う拍子 忘れた名前を探してる [Verse] 夜が明ければ 何もない 灯籠だけが まだ揺れてる 夢だったのか まぼろしか でも足元に 小さな足跡 [Verse] 境内ぬければ 紅ののれん 誰もいないはずの屋台が灯る 金魚すくいに 手を伸ばせば 水面が笑う 知らぬ顔で [Chorus] 鈴の音が 闇を裂いて 千年眠る神を呼ぶ 踊る足音 狂う拍子 忘れた名前を探してる [Verse] 太鼓の音に 導かれて 踊りの輪へと 足が進む 隣に立つ 顔なき童 指を絡めて 「遊ぼうよ」 [Verse] 御神木の下 白い面 枝に吊るされ 揺れている 風が鳴らした 警めの鈴 それでも誰かが 囁いてる [Bridge] 昔の話と 似ている気がして 祖母が語った 神隠し 笑う少女と 消えた灯 今夜も誰か 迷い込む [Chorus] 鈴の音が 闇を裂いて 千年眠る神を呼ぶ 踊る足音 狂う拍子 忘れた名前を探してる [Outro] 祭が終わり 静けさに 紙吹雪だけが 舞い残る 灯籠の影に 見える手 それは君か それとも… |