ヘルシンキ発 歌詞欄(Lyrics)[Intro] (Instrumental) [Verse1] 午前十時のヘルシンキ、駅の時計が霜を纏っている 薄紅色のベリータルト 紙袋から甘い香り マリメッコのスカーフが 風に泳ぐ冬の始まり Why am I here? そんな問いが レールに続く [Chorus1] ヘルシンキ発 この列車の行く先を 誰も知らなくていい I just needed to leave 針葉樹の影が 心をなぞって消えてゆく 旅はいつも 未完成の過去を連れてくる [Verse2] 窓に映る 白い森 無音の風景 すれ違う駅名に かつての夢を探してる 隣の席の少年たちは 静かに眠っていて Everything ends everything fades. つぶやいてみた [Bridge] オウルを過ぎて 空が青く澄んでいく頃 地図にない感情が 静かに芽を出した 「どこでもない、ここにいたい」 そんな気持ちが 初めて心に根を張った [Chorus2] ヘルシンキ発 このレールが続く限り 振り返らずにいよう Let the silence speak 眠る森と凍った湖 それは言葉より深く 記憶の中で 君の声が揺れた [Verse3] 夜が近づく 灯りがぽつりと灯る 持ってきたベリーティーが 掌を染める レザーのブーツに沁みた雪が そっと溶けてゆく Still I’m moving on. 目を閉じて思った [Chorus3] ヘルシンキ発 目的地のない旅だけが 生きてる音に似てる This train hums like my heart 空と地図が溶け合うように ぼんやりと揺れるリズム 今夜は夢を 見てもいいかもしれない [Outro] (Instrumental) |