「ゼロと一の間で」(君と僕の “存在する確率” の話) (Remastered) 歌詞欄(Lyrics)【Intro】 ぼくがこれまで吐き出してきた 感情の粒たちが まるで一本の道になるみたいに きみと出会った その一瞬で すべてが、笑えるほど愛おしくなった --- 【Verse 1】 真っすぐ歩けた日なんて 一回もなかった ねぇ、人生ってたまに 無音のジグソーみたいだよね 角の取れたピースばかり 抱えて 空回る心が 空模様を濁らせる だけど きみの声が不意に届くと 曇天さえ 「きょうは快晴だ」って言い張るんだ それがぼくには いちばんのマジックだった --- 【Chorus】 出会っちゃったんだ ゼロとイチの狭間で 理論じゃ割れない とびきりの偶然 名前さえ知らないくせに きみの目が ぼくの未来を照らした --- 【Verse 2】 誰かを待ってるような 抜け殻みたいな毎日 ただ、砂時計をひっくり返すだけのゲーム だけど きみと笑い合ったあの瞬間 点がつながって 風景が線になったんだ 意味って あとからついてくるって言うけど その言葉すら 今は置き去りでいいや だって ここにきみがいるなら --- 【Chorus 2】 出会っちゃったんだ 説明はスルーでいい 正論を蹴って ジャンプした感情 涙も しくじりも ページの折り目みたいに きみへの伏線だったんだ --- 【Bridge】 もし この先 また転んだとしても 見失わないよ、たとえ地図が破けても だって 魂が記憶してる 「ここが 僕の在処(ありか)」だって --- 【Final Chorus】 出会えてしまったんだ ゼロとイチの狭間で きみの笑顔が 僕のエピグラフだった 理由は 要らないって言えるくらいに きみに会って ぼくは、ぼくを名乗れた |