『緑の時代』 歌詞欄(Lyrics)光を見たことがない それでもわたしは音を出す この緑のからだに 残ったぬくもりをかき集めて 小さな声で なにかが生まれそうで でも言葉になる前に また静かに溶けていく これがわたしの 緑の時代 笑えないのに笑おうとする 種のように転がる なにかをすくいたいだけ 土の中で失くした 記憶のような悲しみが 冷たくてあたたかい それを抱きしめて歌う 誰も聴いてなくても わたしの歌は届く 自分の中の悲しみに そっと触れていく指先 これがわたしの 緑の時代 壊れそうなこの世界で 破れた葉っぱのすき間から 光を見つけて歌ってる なにもなくても 響くものがあればいい わたしはまだ ここにいる |