19世紀少女 (Re: Early Works) 歌詞欄(Lyrics)8月25日に作った原曲(https://suno.com/song/f7cddae6-b4aa-4e50-80b7-9b18d7e884a6)をリメイクさせてもらいました。ベースはJ-POPを維持しつつ、19世紀初期のイギリスっぽい雰囲気(といっても私には分かりませんがw)を取り入れてみました -------------------------------------------------- ロンドンの朝はいつも灰色だ 霧に濡れた石畳 馬車の轍が光る 煙突から立ち昇る煙が空を隠して ウチらの未来も 見えなくなる 市場へ続く坂道 パンくずを拾うハトたち パパが作った古い長靴 足に馴染んで歩きやすい 貧しい町の楽師は今日も弦を弾き続ける 錆びたメロディーが この街を包んでいく 明日はもう少し暖かいパンが手に入るかな この擦り切れたコートみたいに夢も破れるのかな だけど大丈夫、君がいるから この荒んだ世界も 笑って過ごせるんだ 鉄の機械が叫び 工場が街を飲み込んでいく パパたちの仕事は次々と消えていく 怒りと悲しみの声が木霊する夜 ハンマーを握りしめ 何かを壊しているんだ でも 私は知ってる パン屋の隅に立つ君 小麦粉まみれの手で帽子を直すその姿 ドン ドン ドン 機械の轟音は聞こえない この胸が鳴る音だけが響いているから 明日はもう少し暖かいパンが手に入るかな この擦り切れたコートみたいに夢も破れるのかな だけど大丈夫 君がいるから この荒んだ世界も 笑って過ごせるんだ いつかこの空の灰色を晴らして 太陽の下で君と手を取り合って歩きたい あの川の向こうにあるという 緑の丘を 走り回る そんな日を夢見ているんだ 湿った石畳に夜が降りてきて 小さなランプの灯が部屋を照らす 今夜の夢に 君が来てくれる気がする きっと そう信じてる |